CCDV-F(Claude Certified Developer - Foundations)は、Claude API を使ってアプリケーションを開発するエンジニアのための Anthropic 公式資格です。SDK での統合、ストリーミング、エラー処理、モデル選択、tool use、MCP(Model Context Protocol)といった、Claude で開発する際に日常的に触る領域を体系的に問います。「Claude で開発した経験がある」ことを、コードを見せる前に一枚で伝えられる証明です。この記事では、8つの出題ドメインの配点から4週間の学習プランまでを日本語で整理します。Claude 資格4種の全体像は Claude資格 完全ガイドをどうぞ。
試験概要
試験は英語のみです
CCDV-F の試験は現時点で英語のみの提供です(2026年8月時点)。問題文は API リファレンスに近い技術英語が中心なので、普段から英語のドキュメントで開発している方なら大きな障害にはなりません。無料サンプル問題で本番と同じ形式を事前に試せます。
CCDV-F はどんな資格か
Claude 認定4種の中での位置づけは明確で、API で開発するエンジニアの基礎資格です。claude.ai を使う非エンジニア向けの CCAO-F、本番システムの設計まで踏み込むアーキテクト向けの CCA-F に対して、CCDV-F は「Claude を組み込んだアプリケーションを正しく実装できるか」に焦点を当てます。エージェント設計やマルチエージェント構成の比重は CCA-F より軽く、そのぶん API 統合の実装詳細が深く問われます。
Preparing for CCDV-Fの準備中ですか?390問以上の試験問題で練習しましょう
試験の形式
CCDV-F 試験形式(2026年8月時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 53問(すべて採点対象) |
| 試験時間 | 120分(1問あたり平均2.2分) |
| 合格ライン | 1000点満点中720点 |
| 受験料 | 125ドル |
| 受験方式 | Pearson VUE(オンライン監督付き/試験センター) |
| 受験言語 | 英語 |
| 前提条件 | なし(API 開発経験の推奨のみ) |
| 有効期間 | 12か月(期限内は無料の更新テストで更新可能) |
| 申し込み | Anthropic Partner Academy(無料登録) |
8つの出題ドメイン
CCDV-F の配点は極端な傾斜がついており、これが対策の方針をほぼ決めます。
ドメイン1: アプリケーションと統合(33%)。全体の3分の1を占める最重要ドメインです。Messages API の呼び出し設計、ストリーミング、エラー処理とリトライ、レート制限への対応、Batch API の使いどころなど、統合実装の実務を問います。
ドメイン2: モデル選択と最適化(17%)。タスク要件に対するモデルの選び分けと、コスト・レイテンシの最適化です。プロンプトキャッシングの効かせ方もここに入ります。
ドメイン3: エージェントとワークフロー(15%)。エージェントループの基本と、ワークフローとしての組み立てです。
ドメイン4: プロンプトとコンテキストエンジニアリング(11%)。実装者視点でのプロンプト設計とコンテキスト管理です。
ドメイン5: ツールとMCP(10%)。tool use の定義設計と、MCP によるツール・データソース統合です。
ドメイン6: セキュリティと安全性(8%)。プロンプトインジェクション対策や、機密データを扱う際の実装判断です。
ドメイン7: Claude Code(3%) と ドメイン8: 評価・テスト・デバッグ(3%)。どちらも軽い確認レベルです。Claude Code が3%しかない点は CCA-F(20%)との大きな違いで、CCDV-F 対策で Claude Code を作り込む必要はありません。
つまり、ドメイン1と2だけで50%です。API 統合とモデル選択を完璧にすることが、合格への最短経路になります。
練習でこれらの概念をマスターしよう
当社の CCDV-F 練習バンドルには以下が含まれます:
- 6個の完全な練習試験(390問以上)
- すべての回答に詳細な解説
- ドメイン別のパフォーマンス追跡
30日間返金保証
難易度
Foundations 級ですが、実装経験の裏付けを問う試験です。誤答の選択肢は「動くけれど本番では推奨されない実装」が多く、たとえばリトライ戦略やストリーミングのエラー処理では、実際に一度ハマったことがある人ほど正解を選びやすい作りになっています。Claude API で何かを作った経験があれば4週間、API 統合の経験が浅い場合は6〜8週間が現実的な準備期間です。
アーキテクト志向なら、比較対象は CCA-F です。マルチエージェント構成や運用設計まで証明したいなら CCA-F、まず開発者としての基礎証明を作りたいなら CCDV-F が入り口として自然です。
勉強方法と4週間プラン
- 第1週: 無料のアカデミー講座 Building with the Claude API と Intro to MCP を修了し、小さなアプリケーションを一つ作ります。ストリーミングとエラー処理まで実装するのがポイントです。
- 第2週: 最重要のドメイン1・2を固めます。Batch API、プロンプトキャッシング、レート制限対応を自分のコードで試し、モデルごとのコスト構造を整理します。
- 第3週: ドメイン3〜6を回します。tool use でツールを2〜3個定義し、MCP サーバーを一つ接続してみます。無料サンプル問題で英語形式に慣れるのもこの週です。
- 第4週: 本番形式で仕上げます。Preporato の CCDV-F 模擬試験は本試験と同じドメイン配分の6回分・全問解説付きで、500枚のフラッシュカードも使えます。時間を計って安定して75%以上を取れたら申し込みです。
申し込みは Anthropic Partner Academy(無料登録)経由で、Pearson VUE のオンライン監督付き試験か試験センターを選びます。合格すると Credly のデジタルバッジが発行されます。
よくある質問
まとめ
CCDV-F は、Claude API での開発力を証明する開発者向けの基礎資格です。配点はドメイン1・2で50%という明確な傾斜がついているため、API 統合とモデル選択の実装経験を作ることが対策の中心になります。教材は無料講座でほぼ揃い、費用は受験料125ドルと仕上げの模擬試験だけです。まずは無料サンプル問題で形式を確かめて、4週間プランで合格ラインまで仕上げていきましょう。上位の設計資格を目指す場合は CCA-F 完全ガイドが次のステップです。
